先日あったお話です。(伝わりにくいかもしれませんがなるべく簡潔に)

ある大手民間企業様は20万円未満の物品は部署の予算で購入が出来ます。
それ以上は調達する部門を通じて競争見積りというルールです。

当社の活躍の場は競争ではなく20万円未満の物品購入であることは言うまでもありません。

ある部署でパソコンが2台必要となりました。担当者はメーカーと型番を指定し参考単価が10万円を大きく上回っていたため、調達部門を通しての競争となりました。
結果、その商品は廃番品であり、予定価格にも合わず競争は不調となりました。

後日、調達部門からスエキに連絡があり、不調になった要因を知りたいと言われたので上記の理由を伝えました。
そして、1台10万円未満で買えないかと。

ここが腕の見せ所と、「譲れない機能を確保した中でスペックダウンしてはいかがでしょうか」と伝え、
カスタマイズモデルの提案をする事となりました。

物品を要求した部署と直接のやり取りをして、無事に満足のいくパソコンを予算内で納入する事が出来ました。

要求部署に問題があった訳ではありません。他事業所の納入実績を参考に型番を指定したのですから一番確実な方法です。しかし、それは実績が古く廃番商品であり、用途に余る高スペック製品だったのです。

もし一声掛けていただき、「在庫状況」「詳細スペック」「同等品の有無」を確認していただけば、選択したものが入手困難だと判断できたでしょうし、何より当社の活躍の場がもっと早く訪れたはずです。

「スエキさんから買えるかどうかわからないけどさ、ちょっと調べてよ」って。

物品購入の流れの上流に行く事、ストーリーの出来るだけ早い時期に登場する事、それが大事であり生命線なのです。

「相談があるんだけど」「ちょっと調べてほしい」「困ってるんだけど」「他で断られちゃって」

そんな問合せにはドキドキします。燃える(萌える?)って言うんですかね。

みなさま、お問い合わせのメールやお電話お待ちしています。